ふたば鍼灸整骨院
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変形性膝関節症
変形性膝関節症とは、膝の関節を作っている太ももの骨(大腿骨)、すねの骨(脛骨)、いわゆるお皿の骨(膝蓋骨)の骨や軟骨が、変形し、すり減って生じる傷病です。
症状は、膝周辺の痛み、可動域の減少・制限が主な症状です。
急性期には、寝ていても痛んだり(夜間痛)やじっとしていても痛んだり(自発痛)、いわゆる『水がたまる(水腫)』の原因にもなります。
治療は、『膝を支える筋肉の柔軟性と筋力の向上』となります。
お尻や太ももの筋肉が固くなる(身体を支える重要な筋肉なので、負担が大きいのです)
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膝を支える力が弱くなり、不安定になる
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膝の関節の骨への負担が増える
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関節や筋肉に炎症が起こり、強い痛みや水がたまる
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関節の軟骨がすり減る、安定感を出すために関節が変形してくる
膝は太ももやお尻の筋肉に支えられているので、
筋肉が弱くなってしまうと、膝への負担が大きくなります。
筋力をしっかりさせて、膝への負担を減らしてあげることが大事なのです。
ジャンパー膝
ジャンパー膝とは、
ジャンパー膝とは名前が示すごとく、バレーボールやバスケットボールなどでジャンプや着地動作、ダッシュなどの走る動作が多いスポーツで起こりやすい、オーバーユースに起因する膝のスポーツ障害です。
膝を伸ばすときは大腿も前の筋肉が収縮して脛骨を引っ張るようになっています。このため、ジャンプなど膝を伸ばす動作を行うとお皿の下の靭帯(膝蓋靭帯)にストレスがかかります。また、着地においても膝が曲がろうとする勢いに対してブレーキをかけるため、着地の際もお皿のした
にストレスがかかります。ジャンプ、着地を繰り返すうちにお皿とお皿の下の靭帯付着部分に炎症が発生し、運動時に痛みを感じるようになるのです。
治療は、『大腿の前の筋肉の柔軟性の向上、大腿部の筋肉バランス』が大事になります。
大腿の前(大腿四頭筋)が短縮すると、膝蓋靭帯へのストレスが増加してしまうので、柔軟性を保つこと、
また、主に大腿の後(大腿二頭筋)とのバランスが悪くなっても、大腿四頭筋が短縮しやすくなるので、
前後のバランスを整えることも必要な場合があります。
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